韓国当局、同国初の「オミクロン株」患者を起訴

韓国の検察庁は、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染が確認された同国初の患者となった韓国人女性を正式に起訴した。聯合ニュースは1日、起訴の理由について、虚位の陳述と感染症対策に関する法律違反だと報じた。

昨年11月、女性とその夫の牧師はナイジェリアから帰国し、同月25日、女性は新型コロナウイルス検査で陽性と診断された。

疫学調査の際、女性は空港から専用のハイヤーで帰宅したと語ったが、実際は知人の車に乗って帰宅し、感染症対策の規則に違反した疑いが持たれている。

この知人とその家族は教会を訪れ、その後、その教会の信者たちの中から感染者が出た。

韓国当局は昨年12月1日、国内で「オミクロン株」の感染者が初めて確認されたことを発表した。

韓国では4月1日、新型コロナウイルスの感染者が新たに28万人確認された。累計感染者数は1330万人超。

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