米国、ズベルバンクに対しさらに厳しい制裁を検討＝WSJ

米国政府は、ロシア最大手のズベルバンク（ロシア貯蓄銀行）を含む複数のロシアの金融機関に対し、さらに厳しい制裁を検討している。5日、ウォール・ストリート・ジャーナル（WSJ）が事情に詳しい関係者らの情報を引用し報じている。

2月末、ウクライナにおけるロシアの特殊軍事作戦の開始を受け、米国はズベルバンクを含む複数のロシア大手銀行に制裁を科した。この制裁により、米国の金融機関は30日以内にズベルバンクのコルレス口座を閉鎖し、ズベルバンクを介したあらゆる取引を停止するよう指示された。

同紙の情報によると、米国指導部は、一連のロシアの金融機関、特にズベルバンクに対する規制強化の可能性を検討している。

ホワイトハウスのジェン・サキ報道官は、ロシアに対する米国の新たな制裁を6日に発表し、政府関係者や金融機関、企業を対象としていると明らかにした。新たな制裁には、ロシアへの新規投資の禁止も含まれるという。

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