ロシアの銀行に対する米制裁は市民に打撃を与える＝ロシア駐米大使

アナトリ―アントノフ駐米ロシア大使は、ズベルバンクとアルファ銀行に対する米制裁がロシア市民に直接的な打撃を与えると表明した。

同氏は「米政権の終わらない制裁攻撃は、米国の真の願望を示している。例として、ほとんどのロシア人が貯蓄のあるズベルバンクとアルファ銀行に対する制限が挙げられる。これらの制裁はロシアの一般市民への直接的な打撃だ」とテレグラムで投稿した。

大使によると、ロシアが国債を返済することを困難にする米国の試みは当惑を引き起こしている。

同氏は「米国の行動にはロシアの評判を傷つけたいという願望が見られる。ロシアは、ワシントンによって経済的障壁が構築されているにもかかわらず、誠意を持ってタイムリーに債務を履行し続けている」と述べた。

またアントノフ氏によると、ワシントンは新たな制裁により世界経済に害を及ぼし続け、ロシアと外国のパートナーの相互に有益な協力の機会を損ない、経済混乱の中に外国のビジネスから必要な収入を奪っている。

先に、リズ・トラス英外相は英国がロシアの銀行に対する追加の規制措置を発動するため、G7（先進7カ国首脳会議）のパートナー国と連携をしていると表明した。

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