ロシア中央銀行　デジタルルーブルを数年以内に導入へ

ロシア中央銀行のオルガ・スコロボガトワ第一副総裁は、試行と法改正が迅速に行われた場合、デジタルルーブルの導入を今後、数年以内に行う見込みであることを明らかにした。

デジタルルーブルは、ロシア中央銀行が発行のロシアの国家通貨の追加形態。現金と非現金のルーブルの性質を兼ね備えており、非現金通貨と同様に、遠隔地での決済やオンライン決済を可能にする。

デジタルルーブルのプラットフォームは2021年12月にプロトタイプが完成しており、すでに12の銀行がこのプラットフォームの試験に参加の意向を示している。試験結果に基づき、デジタル・ルーブル・プラットフォームの実現に向けたロードマップが策定される予定。

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