日本 踏切内に点字ブロックの設置を国に求める 視覚障碍者団体が列車接触死亡事故から教訓

© 写真 : Antjeverena日本警察
日本警察 - Sputnik 日本, 1920, 28.04.2022
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奈良県の視覚障害者団体は、今月25日、大和郡山市の踏切で視覚障碍者の女性(50)が列車に接触、死亡した現場を視察し、踏切内の点字ブロックの設置対策を国に求める姿勢を表した。NHKが報じた。
NHKによれば、警察が当時の状況を撮影した動画から、女性は踏切を渡る直前で立ち止まり、中央に引き返していたことから、女性は自分は踏切の外にいると勘違いしたことが事故の原因ではないかと考えられている。
現場を視察した奈良県の視覚障害者団体の辰巳壽啓会長は、点字ブロックがない踏切内では視覚障害者は自分のいる場所を把握しにくいとして、国などに対し、踏切内の点字ブロックの設置など対策を求めることを明らかにした。
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