ロシア 拘留中の米国人元留学生と米国で逮捕された露パイロットの身柄交換が成立

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ロシア人コンスタンチン・ヤロシェンコ - Sputnik 日本, 1920, 28.04.2022
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米国とロシアが長期にわたる交渉を行った結果、2022年4月27日、米国人トレバー・リードと2010年に米司法に20年の禁固刑を言い渡されていたロシア人コンスタンチン・ヤロシェンコの身柄の交換が行われた。同日、ロシア外務省が明らかにした。
ヤロシェンコは2010年5月にリベリアで逮捕され、米国へ連行され、米司法により麻薬密売で有罪判決を受けた。ところが強制連行の事実について、米国公館はロシア領事館に通知を行わなかった。
裁判ではヤロシェンコは無罪を訴え、自分は1998年から旅客輸送分野で働いていたものの、ソ連崩壊後は一切貨物輸送を行わず、航空機の整備士として働いていたと主張していた。
トレバー・リードは元海兵隊員の留学生。2019年8月16日、モスクワで2人の女性とトラブルを起こし、住民の通報によって警察に逮捕された。リードは拘留中に警察官に暴行を加えたため、2020年夏、矯正所で9年の刑を言い渡されている。
公開された映像には、モスクワのブヌコボ空港に連行されたリードが米国に飛び立つ様子が映し出されている。
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