スイスのネスプレッソ工場　コーヒーの梱包からコカイン500キロが発見

スイスの都市ロモンにあるネスプレッソ工場でコーヒーの梱包に500キログラムのコカインが隠されているのを警察が発見した。フリボルグ県の警察が発表した。

今月2日、コーヒーの梱包の中に不審な白い粉があると警察に通報が寄せられた。分析の結果、問題のコカインは純度約80％であることが判明。その後、施設内を捜索した結果、コーヒーの梱包に隠された500キロの麻薬が発見された。

捜査の中間報告によると、偽装された荷物はブラジルから5つのコンテナで工場に届けられている。同市によれば、この品質のコカインは闇市場で約5100万ドル（約60億円）の価値があるとされる。

特に発表では、麻薬のロッドは、コンテナ内で他の貨物と分けられており、コーヒーマシンとマシン用カプセルのメーカーであるネスプレッソで使われる他の製品とは一緒にはされてはいなかったという。

警察は、すべてのコカインは欧州市場向けであると見ており、 スイス連邦検察庁が事件の捜査を行っている。

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