Apple　電気自動車のスタートアップを買収か

独自の電気自動車を開発したいAppleが、米スタートアップのCanooの買収を行う可能性がある。ブルームバーグによれば、Canooは2017年から電気自動車の開発に取り組んでいる。

ブルームバーグによると、Canoo幹部は5月上旬に投資家に対して、事業継続のための資金が足りなくなる恐れがあると警告していた。AppleにはCanooを言い値で買収し、初の電気自動車を開発し、自動車市場に参入する可能性が開けている。ブルームバーグはまた、Canoo元幹部ウルリッヒ・クランツ氏は数名のエンジニアとともに、すでにAppleに入社していることにも言及した。

ブルームバーグのアナリストは、Appleは主要製品の発売や重要な発表の前に技術や他社の買収を行うことが多く、iPhoneのSiri、Touch ID、Face IDの開発・発売前にそうした動きがあったと指摘している。Appleはこれまで韓国の起亜自動車や現代自動車との交渉を不発に終わらせていることから、CanooがApple独自の電気自動車の生産を促す可能性がある。

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