イラク遺跡から考古学品を持ち出そうとした英国人、死刑の可能性も

© AP Photo / Seth Perlman刑務所
刑務所 - Sputnik 日本, 1920, 23.05.2022
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イラクでは考古学的に価値のある品を密輸しようとした英国人およびドイツ人に対する事件の裁判が行われ、英国人被告には死刑が宣告される可能性も出てきた。インデペンデント紙が報じている。
同紙によると、英国の地質学者ジム・フィットン被告(66)とドイツの心理学者ヴォルカー・ワルドマン被告(60)は3月にツアーでイラクを訪れ、シュメール時代の考古学品12点を持ち出そうとした罪で3月20日にバグダッド空港で拘束された。対象となった品は主に陶磁器の破片だという。
フィットン被告は裁判で、12点の歴史的価値を知らなかったと主張。イラク南部ジーカール県の遺跡2か所を訪れた際に拾い集め、そのうち2点をワルドマン被告に渡したとしている。
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