中国のロックダウン、iPhoneの新シリーズの発売に影響

アップル社の経営陣は中国のサプライヤーに対し、iPhoneの新しいフラッグシップモデルの開発を急ぐよう要請している。中国の新型コロナ感染拡大を背景に、工場での作業が強制的に封鎖され、予定されたスケジュールに遅れが生じている。25日、日経新聞が報じた。

3月末、上海市をはじめとする中国の一部地域で、地元当局による市民の移動規制が実施され、多くの国内・外国企業が活動停止を余儀なくされた。多くの企業は数週間にわたり休止状態にあり、唯一、厳格な規制を順守した場合のみ作業の再開が許された。

また、5月上旬には、アップル製品組立の中国大手メーカー「Foxconn」は、次の通知がされまで、鄭州市の主要工場の組立ライン作業員の採用を停止した。

例えば、上海市にある「Pegatron」社のiPhone製造工場は、5月16日までしか製品出荷の再開が許可されなかった。

アップル社は、今年予定されるiPhoneの新シリーズの生産スケジュールと初期生産量に影響がでる可能性があることを認めている。

関連ニュース