イラン軍幹部の殲滅をイスラエルが米国に報告＝NYT

イスラエル政府はイランの首都テヘランでイスラム革命防衛隊のサイアド・ホダイ大佐を殲滅したことを米国に通達した。ホダイ大佐は世界中の国々で多くのイスラエル人や民間人の殺害に責任があったとされている。情報筋を引用して米紙ニューヨーク・タイムズが報じた。

報道によると、ホダイ大佐はイスラム革命防衛隊の副司令官を務めており、一部の国々で特定の人物の暗殺を命じられていたという。

An intelligence official says that Israel has informed American officials that it was behind the killing of Col. Sayad Khodayee, who was shot outside his home in Tehran on Sunday. https://t.co/ckYdsm4wCK

— New York Times World (@nytimesworld) May 25, 2022

ニューヨークタイムズによると、ホダイ大佐は22日に自宅近くで殺害された。情報筋によると、武装した2人組の男らが大佐の車に接近し、少なくとも5発の銃弾を撃ち込んだという。

その後、イラン政府はイスラエルを批判し、国家安全保障会議は厳しい報復措置を取ると発表した。

大佐は近東地域の作戦で責任をとっていたほか、欧州や米国、ケニア、エチオピア、アラブ首長国連邦の民間人や政府高官を標的にしていたという。

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