日本赤軍の重信房子元最高幹部 20年の刑を終えて出所

© AP Photo / Koji Sasahara逮捕時の重信元幹部(2000年)
逮捕時の重信元幹部(2000年) - Sputnik 日本, 1920, 28.05.2022
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1970年代を中心に数々の国際テロ事件を起こした「日本赤軍」の重信房子元最高幹部(76)が28日、懲役20年の刑を終えて出所した。日本の各メディアが報じている。
重信元幹部は、オランダ・ハーグのフランス大使館が占拠された「ハーグ事件」に関与した疑いで、2000年11月に逮捕された。懲役20年の実刑判決が確定し、服役していた。
重信元幹部は28日午前8時前、東京都昭島市にある「東日本成人矯正医療センター」から迎えの車に乗って出所した。
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日本 国際テロの「魔女」重信房子受刑者、28日に出所
NHKの報道によると、施設前には、支援者や報道陣が多く集まったほか、抗議団体もみられた。
重信元幹部は、服役中に4回がんの手術を受けた。出所後の取材に対し「50年前、人質を取るなどして被害を与えたことをお詫びします。今後は治療に専念し、反省するとともに好奇心を持って生きていきたいです」などと話したという。
日本赤軍については解散を宣言しているが、メンバー7人が現在も逃亡中で、警察当局は警戒を続けている。
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