英軍、ロシア語で叫ぶ人型ロボットで戦闘訓練

英軍、ロシア語で叫ぶロボット作り戦闘訓練
英軍、ロシア語で叫ぶロボット作り戦闘訓練 - Sputnik 日本, 1920, 01.06.2022
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英国軍はこのごろ、南東部エセックスの軍事訓練センターに拡張現実(AR)を利用した新たな戦闘シミュレーション施設を開設した。そこには敵兵の動きを再現するアンドロイド(人型ロボット)も配置されており、なかにはロシア語で「撃て!」などと叫ぶものもあるという。英ニュースサイト「Daily Mail」が伝えている。
「Daily Mail」によると、このアンドロイドは英民間軍事会社「4GD」製の「 SimStrikers」というロボットで、マネキンのような見た目をしている。ただ、ARメガネをつけるとアンドロイドは「敵兵」として映るといい、弾がマネキンに命中すると本当に「敵兵」が崩れ落ちたかのように見えるという。また、アンドロイド側から撃ってくることもあるという。
訓練の現実感を高めるために、シミュレーションでは街並みや鐘の鳴る音、砂のにおいまでもが再現されている。
アンドロイドの「敵兵」は様々な言語で叫ぶといい、ロシア語やアラビア語も含まれている。シミュレーションの中にはウクライナの首都キエフでの攻防戦を想定したものもあるという。
4GD創設者のロブ・テイラー氏は「『SimStriker』が訓練のリアリティと効率性を高め、ひいては英軍の市街戦における戦闘能力の向上に寄与するだろう」と話している。
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