米大統領補佐官、ウクライナ紛争について中国と協議　ロシア支援しないよう警告

ジェイク・サリバン米大統領補佐官（国家安全保障担当）は13日、中国の外交トップで共産党中央委員会の楊潔篪（よう・けつち）政治局員とウクライナ紛争について協議し、中国政府がロシアを支援しないよう警告した。米政府高官が発表した。

サリバン氏と楊氏は13日、ルクセンブルグで会談し、国際および地域の安全保障問題について幅広く協議を行った。

米政府高官は、電話会見で「ウクライナにおけるロシアの戦争も議論の一部となった。サリバン氏は、米国が繰り返し述べてきた特定の形でのロシア支援に対し、改めて懸念を表明した」と語った。

米国は、中国側がロシアへの軍事支援、または西側諸国の制裁を回避する支援をすることはないと見ているが、そうした試みは結果を招くと警告している。

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