厚生労働省 家畜の細胞を培養した「培養肉」、安全性確認に向け年度内に研究班設置

© AFP 2023 / Ariana Drehsler
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日本の厚生労働省は、家畜の生きた細胞を培養して本物に近い肉質にした「培養肉」について、年度内に専門家の研究班を設置する方針を固めた。読売新聞が伝えている。
培養肉は清潔な室内で肉の細胞を培養して増やし、結合させた食品。世界的な食肉需要の増加に伴うたんぱく源不足を解消する手段として期待されている。ただし「ハム1枚15万円」とも言われ、量産化に向けたコストダウンが求められている。
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日本国内で流通する食肉には、食品衛生法で製造、加工、販売方法が定められている。厚労省は「培養肉は同法の食肉の分類には当たらない」との認識で、現在はルールが不明確な状態。同省が年度内に設置する研究班は、培養時の有害物質の混入の可能性や、その影響などについて知見を集める。また安全性確保について議論する審議会を設けることも検討されている。
日本国内では日清食品ホールディングスと東京大学のチームが牛由来の培養肉を開発中。今年になり、日本初の「食べられる」培養肉の作成に成功した。
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