「核兵器の人道的影響に関する会議」開催 核兵器禁止条約不参加の日本も出席

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ウィーン - Sputnik 日本, 1920, 20.06.2022
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オーストリア首都ウィーンで20日(日本時間午後5時頃)、核兵器禁止条約の初の締約国会議開催を翌日に控え、各国の政府代表やNGOなどが核兵器がもたらす人道的な影響を議論する会議が始まった。会議では長崎の被爆者も証言し、核兵器の非人道性をあらためて訴えた。NHKが伝えている。
核兵器がもたらす人類や環境への影響に焦点を当てる同会議は、これまでノルウェーやメキシコ、オーストリアで開かれ、核兵器禁止条約の実現を後押しする議論が行われてきた。条約が発効してからは初の開催となる。
日本は核兵器禁止条約には参加していないが、日本政府の代表も出席している。
会議では5歳の時に長崎で被爆した木戸李市さんが体験を証言。
「核兵器禁止条約は被爆者の願いそのもの」と挨拶した。また「被爆国、日本政府は、圧倒的多数の国民の願いに反して、核兵器禁止条約に署名・批准していません。なぜでしょうか」
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