ウクライナ危機は陣営の拡大が紛争をエスカレートさせることを示した　習中国国家主席

中国の習近平国家主席は22日、BRICSビジネスフォーラムで演説した中で、現在のウクライナ危機は軍事ブロックの拡大が必然的に安全保障のジレンマにつながることを示したと語った。

「覇権主義、陣営を形成しようとする政策、陣営の対立が平和や安全をもたらすのではなく、戦争と紛争に導くことは歴史が証明してきた。今回のウクライナ危機は、武力信仰、軍事ブロックの拡大、他国の安全を犠牲にして自国の安全を追求すれば、必然的に安全保障のジレンマに陥ることを改めて示した」　習近平国家主席の発言を新華社通信が引用して、報じた。

習近平国家主席はさらに、平和の希望が持てるのは「皆が戦争の苦い教訓を覚えている」場合であり、「国際社会はゼロサムゲームを放棄し、覇権主義やパワーポリティクスに共に反対し、相互尊重と正義を土台に新しいタイプの国際関係を構築すべきである」と強調した。

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