独政府の警戒レベル引き上げは不十分、冬のガス不足は明白=独エネルギー企業

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独政府の警戒レベル引き上げは不十分、冬のガス不足は明白=独エネルギー企業 - Sputnik 日本, 1920, 24.06.2022
ドイツ連邦政府は天然ガス不足に関する警戒レベルの引き上げを発表したものの、仮にロシアのパイプライン「ノルドストリーム」による供給量が現状の低いレベルで続く場合、今年の冬にガス不足に陥る事態は避けられない。ドイツの大手エネルギー企業、ユニパ―(Uniper)の広報担当者がリアノーボスチ通信の取材に応じた中で明らかにした。
ユニパー社によると、連邦政府の非常事態に向けた計画は段階的な対応となっており、ガス不足に対して徐々に対応する上では有効な手段だという。ただし、ロシアから供給される天然ガスが過去数十年間で最低レベルにまで低下する中、市場では代わりとなるガスの価格が高騰している。そのため、この緊迫した状況で非常事態を発表し、節約に向けた理解を広めることが極めて重要であるという。ただし、非常事態宣言を発表したとしても、ロシアからの供給が改善しなければ、あるいはさらに悪化する場合は冬のガス不足は避けられないという。そのため、10月までにガス貯蔵庫の充填が不可能な場合、緊急策を講じる必要が生じる。
天然ガス処理設備 - Sputnik 日本, 1920, 23.06.2022
欧州は石炭へ回帰し、厳しい冬に備える=報道
先にドイツのロベルト・ハーベック経済・気候保護相はガス不足に備える警戒レベルを引き上げ、企業に対し消費を控えるよう呼びかけた。
ドイツでは12月までにガスの貯蔵庫を90%の水準まで満たす必要がある。現在、「ノルドストリーム」による供給は最大出力レベルの40%にまで低下。ドイツ国内のガス貯蔵庫は充填率が57.57パーセントの水準に留まっている。
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