ブルームバーグが「ロシアでのデフォルト」を報道

ブルームバーグは、ロシアが外貨建ての債務不履行（デフォルト）に陥ったと報道した。

6月27日の夜、国債の延滞金として約1億ドルを支払うための猶予期間が終了した。未払いの場合、猶予期間の終了はデフォルトと見なされる。ブルームバーグによると、政権を握ったボルシェビキがロシア帝国の債務の支払いを拒否した1918年以来、これが初の対外債務不履行である。

一方、ブルームバーグは、この「デフォルト」は「ほとんど象徴的であり、ロシア人にとっては意味がない」と報じている。

これより前、ロシアのヴャチェスラフ・ヴォロージン国家院議長は5月25日、米国は、ロシアの対外債務の返済をドルで支払うことを人為的に禁止することで、ロシアに問題を引き起こしたいと考えているが、しかし、ロシアはルーブル払いを行う予定だと語っていた。

6月22日、プーチン大統領はロシアの外貨建て債務についての新たな一時的措置に関する大統領令に署名した。

関連ニュース