日本各地で熱中症、熊本で修学旅行生が一時意識不明に 神奈川でも児童11人搬送

© AFP 2023 / Toshifumi Kitamura日本、夏
日本、夏 - Sputnik 日本, 1920, 28.06.2022
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日本各地で危険な暑さが続くなか、28日には熊本県で修学旅行中の女子生徒が熱中症とみられる症状で意識を失い救急搬送された。神奈川県川崎市の小学校でも校外学習から帰った児童11人が搬送されるなど、夏本番を前にすでに各地で猛暑による被害が広まっている。日本の各メディアが伝えている。
日本テレビなどによると、28日午後2時前、熊本県荒尾市のテーマパーク「グリーンランド」で「高校3年の女子生徒の意識がなくなった。熱中症かもしれない」と通報があった。女子生徒は意識不明の状態で同市内の病院に搬送されたが、その後意識が回復し、軽度の熱中症と診断されたという。
女子生徒は修学旅行でグリーンパークを訪れていた。この日の荒尾市の最高気温は35.1度だった。
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また、同日午後3時ごろには神奈川県川崎市の白幡台小学校でも、「校外学習から帰ってきた複数の児童が体調不良を訴えている」と119番があった。男女11人の児童が熱中症とみられる症状で病院へ搬送されたが、いずれも軽症。同市に隣接する横浜市の28日の最高気温は33度超と真夏日となっていた。
20~26日までの一週間で、全国で熱中症の疑いで救急搬送された人の数は4551人に上り、比較可能なデータのある2010年以降、6月としては最大となった。
日本政府は健康状態に注意し、野外に長時間外出せず、十分な水分補給を行い、近くに人がいない場合は医療用マスクを着用しないように呼び掛けている。
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