中露の接近はNATOの利益に反する=新しい戦略概念

NATOは、中露のパートナーシップを同盟の価値と利益に対する脅威と指摘した。29日に採択された同盟の新たな戦略概念の中で述べている。

NATO首脳会議は6月28日から30日にマドリードで開催される。同会議で、NATO諸国の首脳は、ロシアを「最大の脅威」と名付けた新しい戦略概念を採択した。

🚩#NATO サミット宣言

▪️ NATOサミットは2030年までの新戦略コンセプトを承認。ロシアをNATOの安全保障に最大かつ直接的な脅威と規定。

▪️東方面における即応部隊の大幅増強で合意。
（1/3） pic.twitter.com/KdhwqALVLM

— Sputnik 日本 (@sputnik_jp) June 29, 2022

新しい概念では、「中華人民共和国とロシア連邦の間の戦略的パートナーシップの深化、およびルールに基づく国際秩序を損なおうとする相互強化の試みは、我々の価値と利益に反する」と述べている。

一方で概念は、NATOはこれまで通り、中国との建設的な対話にオープンでいると表明している。

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