G20外相会議で米国務長官と中国外相が会談　ウクライナ問題で米国が中国に望むこと　

ダニエル・クリテンブリンク国務次官補（東アジア・太平洋担当）は記者団に対し、米国のアントニー・ブリンケン国務長官は、中国の王毅外相との会談の中で、ウクライナ紛争における中国政府のスタンスに対し、米国政府がどのような考えを抱いているかを明らかにしようとしていると語った。

G20外相会議が7月7日から8日にかけてバリ島で開催される。 米国務省は、ブリンケン国務長官は今回の会議に際し、中国の王毅外相との二国間会談を行うと公表している。

クリテンブリンク国務次官補は、「この件に関して率直な意見交換を行い、ウクライナとの関係で中国が何をするのか、何をしないのか、私たちが何を考え、どのような行動を取るのかについて、私たちの期待を伝えるもう一つの機会になると思っている」と表明した。

同国務次官補は、ブリンケン国務長官にとって、会議での「最優先事項」は「集中的な外交へのコミットメントを強調し、中国とのオープンなコミュニケーションを維持すること」であると強調した。

発表によると、米国は一貫して中国に対し、西側の対ロシア制裁に反する中国のさまざまな行動は、中国政府に対する制裁を伴うと警告しているという。

関連ニュース