参院選直前　若者の投票率アップに「選挙割」　効果はあるか？

10日の参議院選挙を前に、若者の投票率を上げようと各地で「選挙割」が広がっている。

博多ラーメンチェーンの「一風堂」は、7月10日から24日まで、全国の店舗で投票を行った人に替え玉1玉または玉子1つをサービスする。同チェーンが選挙割を実施するのは、今回の選挙で5回目となる。

参院選に関わり、同様のサービスが、札幌市内のスイーツ店「ＣＲＥＡＭ　ＣＡＭＰ」や油そば店「たおか札幌駅北口店」、小樽市のカフェ「ＣＯＴＡＲＵ」など７店でも実施される。こうした状況は、若者の政治参加を促すＮＰＯ法人「ドットジェイピー」の働きかけもあって広がりを見せている。同法人の北海道支部代表を務める北海学園大の学生（20）は、選挙割をきっかけに若者が投票に行き、政治に関心をもってもらいたいと語った。

日本では、過去30年間、40歳未満の有権者の投票率が低下傾向にある。

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