独首相が出席したパーティーで女性8人がレイプドラッグ飲まされる＝ターゲス・シュピーゲル

ドイツ社会民主党（SPD）の元指導者、オラフ・ショルツ独首相が参加した非公開パーティーはスキャンダルに変わった。ドイツの新聞ターゲス・シュピーゲルによると、このパーティーに出席した少なくとも女性8人がレイプドラッグを飲まされた。

報道によると、事件は6月1日、連邦議会と選挙区のSPDの代理人と従業員、およびショルツ首相が出席したパーティーで発生した。

パーティーに参加して体調不良を訴えた21歳の女性は、イベントでアルコールを飲まなかったと主張している。女性によると、21時30分ごろ、体調が悪くになり、めまいがしたという。翌朝、女性は前夜に何が起こったのか思い出せなかった。女性は病院で診察を受け、血液検査と毒物学的検査を行われた。

SPD議会グループのマティアス・マーティン氏は連邦議会の議員と従業員に「他の被害者は直ちに警察に通報することをお勧めします」と述べ、事件の詳細を調べていると表明した。

同紙によると、パーティーの参加者が記憶を失った原因はレイプドラッグである可能性があるという。レイプドラッグは、無意識にするために犠牲者の飲み物や食べ物に混入され、性暴力に使われる物質とされている。

以前、英国の保守党の党員は、麻薬の使用によるレイプで告発された。犠牲者4人はドラッグを飲まされた後、性的暴力を受けたと主張している。先週、英保守党のクリス・ピンチャー院内副幹事長がロンドンのクラブで酔っぱらって暴力行為に及んでいたことがわかった。一連の政治家は、ピンチャー氏のあまりかんばしくない過去を知りながら、ボリス・ジョンソン英首相がピンチャー氏を院内副幹事長に任命したと主張した。英政府ではジョンソン首相への不信から閣僚の辞職が相次いでおり、2日もたたないうちに財務大臣など重要なポストをはじめとする50人近くが辞表を提出した。そして、7月7日、ジョンソン氏は英国の首相および保守党党首のポストを退く決意を固めたと宣言した。

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