中国外務省、台湾海峡の「猛烈な嵐」について警告

中国の王毅外相は11日、インドネシアの首都ジャカルタにある東南アジア諸国連合（ASEAN）事務局で演説し、「一つの中国」原則が反論された場合、台湾海峡の岸は「暗雲」や「猛烈な嵐」に包まれる可能性があると警告した。

王氏は「台湾海峡の両側の安定性は、『一つの中国』原則の遵守にかかっている（中略）『一つの中国』原則が完全に認められれば、台湾海峡のすべての側は平和的に発展するが、『一つの中国』が反論されたり、または妨害された場合、台湾海峡の岸は暗雲あるいは猛烈な嵐に包まれる可能性がある」と警告した。

王氏は、台湾海峡の今日の緊張の理由は、台湾当局が「一つの中国」原則を体現する「1992年コンセンサス」を拒否したことだと述べた。

また王氏は、「中国の発展を妨げ、抑え込む」ために米国が台湾のカードを使おうとしていると指摘した。

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