ウクライナ、長距離の多連装ロケット砲供与を米軍に要請＝宇最高議会議員

ウクライナ政府は長距離の高機動多連装ロケット砲（HIMARS）の供与に向けて米国と交渉を進めている。ウクライナ最高議会国家安全保障・国防・諜報問題委員会のフョードル・ヴェニスラフスキー委員がテレビ局「ラダ」の生中継で明らかにした。

ウクライナ軍に供与された高機動ミサイルの射程は70キロから80キロになっている。一方、米軍が持つ戦術ミサイルの射程は最大300キロに達する。ヴェニスラフスキー委員によると、ウクライナ軍はロシア領も射程内に収める長距離の戦術ミサイル獲得に向け、あらゆるレベルで米軍と交渉しているという。

米軍はロシアによる特殊軍事作戦開始以降、ウクライナにこれまで73億ドル以上（約1兆円）の軍事支援を行ってきた。

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