ジョージ・ソロス氏が米国の司法をだめにしている = フォックスニュース

© AFP 2023 / Brendan Smialowski富豪ソロス氏
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米連邦捜査局(FBI)のデータを引用してテレビ局「フォックスニュース」が報じたところによれば、2022年に米国では、暴力事件による死亡者数が記録的な増加を示した。その理由としては、米国の司法が億万長者のジョージ・ソロス氏の影響を受けており、同氏が検察官の選任に関与していることが上げられる。
フォックスニュースの司会者であるタッカー・カールソン氏は、ジョージ・ソロス氏は非常に裕福であり、彼が内政の最重要問題に干渉を行っても、西側諸国の政府が拒否することは稀だと指摘する。たとえば、2015 年にソロス氏は、欧州はアフリカと中東から数百万人の貧しい難民を受け入れるべきだと判断。彼は およそ5 億ドルを支出して非政府組織のプロモートを行い、最終的に、欧州各国の政府に大規模な移民の流れを受け入れるよう促した。それによって欧州で人道的な危機が生じることとなり、凶悪犯罪、特にレイプが急増した。しかし、ソロス氏が資金を提供していることから、欧州の政治家らの多くは、このことを認めようとはしない。
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ここ数年、米国でも似たようなことが起きている。同テレビ局は、ジョージ・ソロス氏が、米国の司法の破壊を決意したと主張した。

ソロス氏はどのように裁判官に影響を与えているか?

報道によると、現在、米国人の5人に1人(約7000万人)がソロス氏の支援を受けた司法の管轄下で暮らしているという。
ソロス氏の影響下にある検察官らは、ニューヨークやシカゴ、セントルイス、ニューオリンズ、フィラデルフィア、ロサンゼルスなどの大都市を牛耳っている。また、テキサス州のトラビス郡、ミシシッピ州のハインズ郡、バージニア州のラウドン郡、ジョージア州のチャタム郡などでも活動している。
フォックスニュースによると、ソロス氏の影響は選挙の運動資金という形で現れている。資金の出所は、同氏のオープン・ソサエティ財団と、それに関連する政治活動委員会およびペーパーカンパニーだ。「Law Enforcement Legal Defense Fund」 の最新の分析によると、現在、米国には ソロス氏の支援を受けた検察官が75人存在する。同氏は、これらのメンバーを役職に就かせるために400 億ドル(約5兆3906億円)以上を費やしている。同氏はしばしば選挙戦における最大の献金者となった。例えば、フィラデルフィアの選挙では、現地方検事ラリー・クラスナー氏の選挙資金の9割がソロス氏から支出されている。
昨年、フィラデルフィアでは、殺人事件の数が史上最多を記録した。FBI によると、2022 年に国内では暴行による死亡者数が 30% 増加している。フォックスニュースの報道によれば、これは米国史上最大の殺人件数の急増であり、その責任は米国の司法当局が負っているが、その当局は億万長者のソロス氏の犠牲者と言える。
以前、通信社「スプートニク」は、米上院が6月23日に銃規制法案を可決したと報じている。こうした規制は、軍用タイプの半自動小銃が禁止された1994年以来、28年ぶりとなる。
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