12:45 2020年10月26日
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人類にはまだチャンスがあるか? 地球のグローバルな環境問題 (216)
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アフリカ南部のボツワナで過去数ヶ月の間にゾウ350頭以上が原因不明の死体で見つかった。野生生物の保護に取り組む専門家らは、この大量死を大惨事と表現している。英ガーディアン紙が報じた。

現地のオカバンゴ・デルタに生息するゾウの死が報告され始めたのは3月以降。英環境保護団体「ナショナル・パーク・レスキュー」の代表者らは5月に169頭の死体を確認していたが、6月にはその数が全体で350頭を超えた。同団体代表のナイオール・マカン氏はBBCからの取材に、干ばつ期以外でこれほど多くのゾウが亡くなるのは前例がないと語っている。

こうしたゾウは年齢、オスメスの別なく命を落としている。生き残ったゾウの中には衰弱し、疲労している個体もみられる、今後さらにゾウの死亡例が増える恐れがある。

ゾウの大量死の原因は今も不明。当初は密猟者がシアン化合物で毒殺したのではないかとみられていたが、見つかったゾウの死体に密猟者が狙う牙が切り落とされた形跡はなかった。

ボツワナでは2019年だけで100頭ものゾウが炭疽菌で命を落としたため、今回も炭疽菌の感染が疑われたが、専門家らは、そのは今回の大量死とは関係ないとしている。また、ゾウが新型コロナウイルスで死んだという説も考えにくいという。

専門家らは、ゾウが他の病気にかかったか、別の毒物に冒されたのではないかと推測している。

ボツワナは世界でも最も多くのゾウが生息している。国内に約13万頭が生息し、そのうち1万5000頭がオカバンゴ・デルタで暮らしている。ボツワナは2014年、ゾウ狩猟禁止措置を導入したが、ゾウが農作物を荒らしたり、人を襲うようになったため、2019年に措置を解除した。

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動物, 西アフリカ, アフリカ
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