18:56 2020年10月20日
アフリカ
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アフリカ南部ボツワナのオカバンゴ・デルタで今年の春から夏にかけて数百頭のアフリカゾウが死んだ問題で、毒素を生成するシアノバクテリア(ラン藻)が原因であることがわかった。長期にわたる干ばつと暑さでシアノバクテリアが大量発生し、水源を汚染した。ロイター通信が報じた。

ゾウの水飲み場のオカバンゴ・デルタで今年5月以降、大量のゾウが死んでいるが見つかった。その数は7月までに350頭を超えた

ゾウの死体には、高い価値がある牙が残っていたため、密猟者による毒殺の可能性は低いとされ、研究者らが沿岸地帯の河川水の分析に取り掛かった。採水サンプルはジンバブエ、米国、南アフリカ、カナダの研究所で調査され、すべてのサンプルからシアノバクテリアの毒素が極めて高濃度で検出された。

シアノバクテリア(ラン藻)は、通常の量であれば生物に害を及ぼすことはない。一方、地球温暖化による前例のない暑さや干ばつの状況では大量発生し、その毒素で水を汚染することがある。学者らによると、そのような「有毒な」水が数百頭のアフリカゾウを死に至らしめたという。

なお、悲劇はまだ終わっていない。ボツワナでは過去1ヵ月間に20頭以上のゾウの死体が発見され、隣国ジンバブエでも同じことが起こっている。

先に、ベトナムでゾウの個体数が減少していると伝えられた。

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環境, アフリカ
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