「10人の子を産んだ」南ア女性　虚偽として精神病院へ

先に10人の子を一度に出産したと宣言していた南アフリカのゴシアメ・タマラ・シトールさんが精神病院に入院した。子どもの父親も担当医もその10人の子どもを一度も目にしていないことが明らかになった。シトールさんは未だに子どもは故意に居所がわからなくされていると主張している。

2031年6月8日、シトールさんが1度の出産で7人の男児と3人の女児を生んだというニュースが世界を走った。ところがシトールさんの夫のテボホ・ツォエツィさんはシトールさんが産院に入った瞬間から未だにシトールさんも子どもを一度も目にしていない。ツォエツィさんは数軒の産院に問い合わせたが、どこの病院にも1度に10人の子どもが生まれた例はなかったことがわかった。

シトールさんは、ツォエツィさんがシトールさんは10人の子どもの存在について嘘をついていると主張したため、6月17日、親戚の家で警察に拘束された。シトールさんはヨハネスブルグの精神病院まで連行され、診察を強要された。シトールさんの弁護士は、依頼人は自分の意思に反して拘束されているとし、裁判所を通じて釈放を求めるつもりだと述べた。被告によると、病院のスタッフから怒鳴られたり、手錠をかけられるなどの扱いを受けていた。

シトールさんは子どもの居場所を故意に隠していると主張しており、子どもの父親は子どもの誕生を利用して金儲けをしようとしていると非難している。「子どものい場祖は隠し続けます。何人たりとて私に居場所を明かさせることはできません」