ロシアのボート選手6名 ドーピングのポリグラフ検査を実施

ロシア・ボート連盟のアレクセイ・スヴィリン会長が、リアノーボスチ通信に語ったところによると、ロシアのボート選手6名がドーピングのポリグラフ検査を受けているという。
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7月上旬、ボート競技「男子4人スカル」のニキータ・モルガチョフ選手とパーヴェル・ソリン選手はドーピング検査で陽性反応が出たため、東京五輪のロシア代表メンバーから外された。その検査では、禁止薬物のメルドニウムが検出されたという。これを受けて国際ボート連盟は、ロシア側に対し、東京五輪に出場するボート選手2名の交代を認めた。このため、モルガチョフとソリン、新たに五輪代表に選出された2名と、残りの選手2名の合計6名がドーピングのポリグラフ検査を受けることとなった。

スヴィリン氏は、「意図せずに薬物が選手の体内に入ってしまったことが100%理解できた。選手らはこの薬物を使用していない。第三者の行動によって体内に入ったのだ」と述べた。

メルドニウムは、2016年1月1日に世界アンチ・ドーピング機関(WADA)の禁止薬物リストに追加された。

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