アゾレス諸島沖で出火の貨物船 130億円相当の車4000台を搭載

ポルトガルのアゾレス諸島沖で火災が発生した車両輸送貨物船「フェリシティ・エース」には、フォルクスワーゲングループの車両約4000台が搭載されていることが分かった。ブルームバーグが、同社の内部メールを引用して報じている。
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ポルトガル海軍によると火災は続いており、哨戒艇が付近で監視活動を行っているという。
16日の朝、パナマ船籍の同船はファイアル島の南西90海里(約170キロメートル)先の大西洋上で関係機関に通報した。ポルトガル海軍は、乗組員を救出したと発表。米メディア「ドライブ」によると、同船は10日にドイツのエムデン港を出港し、23日に米国に入港する予定だった。
フォルクスワーゲン・グループのメールによると、同船には高級車のポルシェ、アウディ、ランボルギーニなど様々な高級車が積まれていた。
地元紙「Jornal de Negocios」によると、搭載されている車の価格は合計で1億ユーロ(約130億円)を超える可能性がある。
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