19:04 2021年10月16日
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日本がフィリピン海軍に貸与する海上自衛隊の練習機「TC90」2機の引き渡し式典が27日、首都マニラ近郊のカビテ州サングレーポイント海軍基地で行われる。両政府は昨年2月、防衛装備品・技術移転に関する協定に署名しており、自衛隊機が他国に貸与されるのは初めて。共同通信が報じた。

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中国が南シナ海の軍事拠点化を進める中、装備が老朽化しているフィリピン軍の警備能力向上を支援する狙いがある。貸与は南シナ海の領有権問題で中国と対立していたアキノ前政権時に合意したが、ドゥテルテ大統領は親中的な姿勢を取っており、中国けん制につながるかは不透明だ。

式典には若宮健嗣防衛副大臣、ロレンザーナ国防相らが出席。

フィリピン側が日本に防衛装備品の支援を求めていた。日本の現行法では装備品を無償提供できないため、有償貸与とした。TC90の航続距離は約2千キロで、フィリピン海軍機の約2倍。2017年度中にさらに3機貸与する。

今回の2機は23日、海自徳島航空基地(徳島県松茂町)を出発し、27日朝、サングレーポイント海軍基地に到着。徳島航空基地ではフィリピン海軍パイロット2人が昨年11月から操縦教育を受けた。

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フィリピン, 日本, 軍事演習
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