収監のロイター記者2人、ミャンマーが釈放 拘禁期間500日超

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ミャンマーで国家機密法に違反したとして禁錮7年の有罪判決を受け、収監されていたロイター通信の記者2人が7日、ヤンゴン近郊にある刑務所から釈放された。拘禁期間は500日超に上っていた。

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釈放されたのは、ワ・ローン記者(33)とチョー・ソー・ウー記者(29)。2人は2017年12月、西部ラカイン州の村で発生し同国軍人らが関与したとされるイスラム教徒のロヒンギャ10人の殺害事件と他の犯罪事案の調査に取り組んでいた際に逮捕された。今年4月には、2人による調査報道がピュリツァー賞を受賞している。

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ヤンゴンの地方裁判所は2018年9月、2人について、国家機密法に違反したとして有罪と認め、禁錮7年の判決を言い渡した。ミャンマーの最高裁判所は今年4月末、弁護側による上告を棄却していた。

2人は7日、被収容者6520人を対象とした大統領恩赦の一環で釈放。ミャンマー政府は伝統的に、同国の新年期間中に全土での大規模な恩赦を発表している。今年の新年期間は4月17日に始まっていた。

ロイター通信は、記者2人がいかなる犯罪も実行していないとして釈放を歓迎。2人が「全世界における報道の自由の重要性を示す象徴」になったと指摘している。

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