22:51 2019年08月17日

中国当局の脅威に抗い、「中国のバンクシー」は姿を明かした

© REUTERS / Thomas Peter
アジア
短縮 URL
0 21

「Badiucao(巴丢草)」の匿名で活動する中国の反体制派の風刺漫画家は、中国当局からの報復を恐れ、何年もの間、仮面の下に​身を隠してきた。しかし、六四天安門事件から30年が経過した6月4日、Badiucaoはドキュメンタリー映画​『​China‘s Artful Dissident(中国の巧妙な反対者)​』​の中で自身の顔を初めて明らかにした。この映画はアメリカン・ブルードキャスティング・カンパニーで放映された。ロイター通信が報じた。

スプートニク日本

ロイター通信との電話インタビューでBadiucaoは、「私は重要な選択を迫られている。それは、永遠に沈黙するか、それとも抵抗し、対立し続けるという状況に直面するかだ」と語った。Badiucaoは、予防措置を講じていたにもかかわらず、昨年中国当局が彼の​個人情報を​突き止めたと推測している。彼が香港での展覧会を準備していた際に、デジタル監視システムによってつき止められた。そのため、イベントはキャンセルせざるを得なかった。

​Badiucaoは​当初​、​習近平​国家主席と中国当局の政策を風刺​したカリカチュアを中国最大のSNSであるWeiboに匿名で公開し​てい​た。しかし、中国当局は反体制派の芸術家のアカウントをブロックし、作品へのアクセスを制限した。​このためBadiucaoは2009年にはオーストラリアに移住し、そこで​国籍を得​た。

Badiucao​は、2007年に観た六四天安門事件のドキュメンタリー映画が​自分の政治的信念を形成する上で重要な役割を果たしたと​語っている。当時彼は20歳だった。

関連ニュース

タグ
おもしろい, 文化, 中国
コメント・ガイドディスカッション
Facebook経由でコメントスプートニク経由でコメント
  • コメント