日本のビールは韓国市場で一定の需要を誇り、2019年7月までの1年間では毎月3億円以上の商品が輸出されていた。しかし、日本政府が7月に韓国への輸出規制を厳格化したことに伴い、韓国国内では食料品店から日本メーカーの商品が撤去される動きが広がった。このため、ビールの輸出額は8月に約5千万円、9月は約60万円と急減が続いていた。
また、清酒の韓国向け輸出も約250万円となり、前年同月比で99%減となった。
一方、輸出規制が強化されたフッ化水素は前年同月比94%減の4063万円だった。輸出がゼロだった8月、372万円だった9月と比べてわずかに回復した。