05:12 2019年12月06日
李世ドル氏(アーカイブ写真)

人工知能が囲碁王者のキャリアに終止符を打った

© 写真 : Buster Benson
アジア
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韓国の著名な囲碁棋士である李世ドル氏は記者団に対し、自分のプロとしてのキャリアを終えることを表明した。その主な理由としてコンピュータープログラムに勝つことができないということを上げた。同氏は何度か人工知能(AI)と対戦し敗れている。

囲碁で何度も王者の座を勝ち取ってきた李世ドル氏が聯合ニュースのインタビューに以下のように答えた。「囲碁にAIが出現したことから私が今後頂点に立つことはないと感じた。そして、人々の中で『ナンバーワン』となることがあっても、私は最高のタイトルを獲ることはない。それは単に勝つことが不可能な存在が現われたためだ」。

李世ドル氏は3年前にコンピュータープログラムAlphaGoに勝利した唯一の人間として名声を手に入れた。2016年3月、同氏はグーグルが開発したプログラムDeepMind Technologiesと5回対戦し勝利はわずか1勝だけ。他の4つの対戦はコンピューターに敗れている

2019年12月に彼は再び韓国のコンピュータープログラムHanDolとの対戦を予定している。

昨年開発されたテクノロジーは、韓国の優秀な5人の囲碁棋士に勝利している。そのため李世ドル氏は2手のアドバンテージを得ることとなるが、しかし、彼は勝てる気がしないという。

李世ドル氏は、「私はリラックスしてプログラムと対戦したい。キャリアはもう終わってはいるが、しかし勝利のためにできることをすべて行うつもりだ」と語った。

李世ドル氏の早すぎる引退にはもう1つ理由がある。同氏と韓国の囲碁協会との間には会費納入に関する問題が生じていた。

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人工知能, 韓国
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