05:49 2020年10月20日
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日本の安倍首相は、終戦記念日である15日の靖国神社(東京)への参拝を見送る方針。これは中国と韓国への配慮を示している可能性がある。サウスチャイナ・モーニング・ポスト 紙(SCMP)が報じた。

なお同紙によると、中韓メディアは今年も安倍首相は靖国神社を参拝しないと報じたが、いずれの政府も公式のコメントを発表していない。

通常、安倍首相は8月15日の終戦記念日には玉串料を納めているが、参拝は見送っている。安倍首相は今年の終戦記念日にも玉串料を奉納する可能性が高い。

© REUTERS / Thomas Peter
テンプル大学ジャパンキャンパス国際関係学科のムラカミ・ヒロミ教授は、安倍首相の靖国神社への参拝見送りは驚くことではないとし、それは靖国参拝が特に中国を失望させることを安倍首相が理解しているからであり、また同時に、特に現在の米中関係における危機を考慮し、安倍首相は任期最後の一年の初めに中国との関係改善を目指しているからだとの考えを示している。

一方、安倍首相の自民党総裁としての任期は2021年9月までであるため、ムラカミ氏は、安倍首相が来年靖国神社を参拝する可能性はあるとの見方を示している。SCMPが報じた。

毎年行われている日本の公人、政治家らの靖国神社の公式参拝はアジア諸国にとっては軍国主義の表れと受け止められている。靖国には様々な戦争で命を落とした250万人の日本兵、将校らが祀られており、これには第2次世界大戦後、裁かれた14人の戦犯も含まれている。

2013年12月、安倍首相は靖国神社を参拝。日本の首相が靖国公式参拝を行ったのは2006年、当時の小泉首相以来7年ぶりとなった。

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