14:52 2020年09月22日
アジア
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ここ1年間で、500億ドル(約5兆2900億円)以上に相当する仮想通貨が中国から送金されていたことが、仮想通貨分析企業「チェイナリシス」の調査によって明らかになった。調査結果から専門家らは、中国の仮想通貨トレーダーが中国人1人あたり、年間最大5万ドルまで外貨購入できる規制に違反したとみている。

チェイナリスの報告書では、「貿易戦争や人民元の切り下げなどで中国経済が混乱する中、ここ12ヶ月間で500億ドル以上に相当する仮想通貨が中国から海外へ送金されていたことが判明した。これは資金流出に分類されるべきものではないが、我々は東アジアから他の地域への仮想通貨の流出は500億ドルが絶対的な上限だと考えている」と述べられている。

さらに専門家らは、12ヶ月間の中国のビットコインのハッシュレート(仮想通貨採掘の1秒あたりの計算力。採掘速度)は 50%を超えるが、取引にステーブルコイン(取引価格が変動しない仮想通貨)のテザー(USDT)を使用していることを明らかにしている。

テザーだと資本の動きが変動するリスクを回避できるため、トレーダーは価格の下落などの心配をせずにすむ。また、このテザーの動きは、中国の仮想通貨の採掘者が生産したコインをテザーに変換し、その後外国の取引所で売買していると一部説明できるという。

チェイナリスの専門家は最後に、「このテザーの動きの大部分は、仮想通貨市場のボラティリティ(変動)が大きい時期に資産を海外の取引所に持ち出して取引を行った東アジアの仮想通貨トレーダーの行動による可能性がある」と結論づけている。

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