20:50 2021年03月03日
アジア
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サウスチャイナ・モーニングポスト紙の報道によれば、中国では昨年2020年、数か所の地域で一斉に出生率が低下した。専門家らはこの傾向を人口動態上の危機をもたらし、国の大規模な発展計画に支障をきたしうるとして警鐘を鳴らしている。

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© 写真 : Pixabay / Gerd Altmann
中国は2020年の人口統計および出生率の発表時期について、昨年末12月に実施された国勢調査の結果を出さねばならないため、通常行っている1月ではなく、4月以降になると説明していた。ところが地域の出生統計は1月に公表され、それを見るといくつかの地域で前年比で30%も出生率が低下したことが明らかになった。

サウスチャイナ・モーニングポスト紙はこの件について中国の分析センター「Centre for China and Globalisation(中国与全球化智库)」の発表を引用している。「中国にとって一番危険なのは、2020年に示された、過去数十年で最低の出生率が、国が出産刺激策をとって奇跡を達成しない場合、ひょっとするとこれからの数年にとっての最高値になりうるということだ。」

中国人専門家の予測ではこの先5年でいわゆる「人口ゼロ成長」の時期に突入する。「人口ゼロ成長」とは出生数と死亡数の差が100万人を切る状態。サウスチャイナ・モーニングポスト紙は、中国の人口は依然として14億人を超えているものの、2027年にはインドがこれを凌駕し、世界最大の人口となる可能性があると指摘している。

2020年に出生数が減少したのは中国だけではない。スプートニクは同様の問題がロシア、日本でも起きていると報じている。

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