04:21 2021年09月28日
アジア
短縮 URL
0 16
でフォローする

中国の江蘇省で、鳥インフルエンザ「H10N3」のヒトへの感染が確認された。41歳の男性が感染した。男性は4月23日に発熱、他の症状も出始めて容態が悪化したため、4月28日に地元の病院に入院した。中国国家衛生健康委員会が発表した。

中国疾病予防管理センターは5月28日、男性から採取したサンプルの全ゲノムシーケンスを行った。結果、H10N3 ウイルスの陽性反応を示した。

ウイルスの全ゲノム解析は、これが鳥由来であり、ヒトに「効果的」に感染する能力は持っていないことを示したという。

男性の濃厚接触者は医学的観察下に置かれたが、異常は見つからなかった。現在、男性の容体は安定しており、概ね退院可能な状態にあるという。

これまでに世界でH10N3のヒトからヒトへの感染は確認されておらず、H10N3は鳥に対する病原性も低いと考えられている。専門家らは、今回のケースは「鳥からヒトへの偶発的なウイルス伝播」であり、「大規模に感染が拡大するリスクは極めて低い」との見方を示している。専門家たちは、病気で死んだ鳥との接触を避け、可能な限り生きている鳥との接触も避け、食品衛生に注意を払い、保護措置を講じるよう推奨した。

関連ニュース

タグ
中国
コメント・ガイドディスカッション
スプートニク経由でコメントFacebook経由でコメント
  • コメント