09:39 2021年09月28日
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インドで「黒いカビ」の感染者数が3週間で2.5倍の3万1216人に達し、2000人以上が死亡した。地元のNDTVが医療関係者の消息筋からの情報として報じている。

現在入っている情報では 「黒いカビ」による感染が最も多いのが マハーラーシュトラ州で、7057人が感染し、600人以上が死亡している。

続いて「黒いカビ」の感染者が多いのはグジャラート州で5000人以上が感染、300人以上が死亡、3位は ラージャスターン州 でおよそ3000人が感染し、188人が死亡している。

「黒いカビ」の爆発的な感染拡大が引き起こされたのは、その治療に欠かすことのできない殺真菌剤のアムホテリシンB が不足していることと、インドの健康保健システム自体の混乱が原因と指摘されている。

5月初め、インドでコロナ罹患者の中に「黒いカビ」と言われるムコール病の感染が急増した。これはムコールミセテスという真菌の引き起こす感染症で非常に珍しい。ムコールミセテスは通常、土壌、植物、動物の糞、腐食した果物、野菜の中に存在している。真菌は鼻腔、脳、肺に侵入し、免疫低下を引き起こす。これによる死亡率は25%以上。

インドでは黒いカビの他に「白いカビ」による感染例も確認されている。白いカビは胸郭細胞、肺に侵入すると、浮腫やしつこい頭痛を招くことがある。

「黒い真菌」の胞子は、土壌、埃、有機分解から出る生成物に付着している。真菌は多くの場合、人工呼吸器を通じて、人間の体内に入り込む。

専門家らによると、新型コロナウイルスに感染して集中治療室に入り、長期間にわたってステロイド投与や酸素投与を受けた患者がムコール症と診断されている。また、多量のステロイドを長期間服用している糖尿病患者にもみられているという。

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