21:21 2021年09月20日
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テレビチャンネル「フランス24」の報道によれば、新型コロナウイルスの感染者数の急増のもとで、ベトナム政府がホーチミン市で厳格な自己検疫体制を実施すると発表、住民の外出を禁ずるとした。パニックの市民らが店の商品棚にある品物すべてを買占めている。報道によれば、市当局は食料品の供給と医療援助のため軍の出動を計画している。

フランスメディアによれば、昨年末、ベトナムの新型コロナの感染拡大は管理され、国内では1日の感染者数が1500人未満となった。しかし、この間に状況が急変し、ベトナムでは毎日の感染者数の平均が1万人にのぼっている。ほとんどが新しい変異株「デルタ」による。パンデミックの状況悪化は、新型コロナ用ワクチンの接種を国民のわずか1.8%しか受けていないことが背景にある。

報道によれば、ホーチミン市は新型コロナウイルスの感染源の1つとなり、そのため、同市当局により厳格な自己検疫措置の実施は避けられないものだったという。これまでホーチミン市で禁止されたのが大規模イベントだけで、公共施設の閉鎖が一部に留まっていたら、現在、人々は9月15日まで完全に外出が禁止されることになった。

フランス24の報道によれば、ホーチミン市の住民らはパニックのため店の商品棚からすべての品物を買占め、スーパーマーケットのレジには長蛇の列ができている。厳格な自己検疫のもと、当局の案では、住民への食料品の供給と医療援助のため軍の活用が計画されている。また、新型コロナの感染者の自宅治療は特殊移動医療チームが担当する。

ベトナムには独自の新型コロナウイルス用ワクチンはないが、しかし、たとえば日本の塩野義製薬社のワクチンといった、外国製薬の実験の場になる可能性が十分にある。通信社「スプートニク」の報道によれば、日本政府は、ベトナムを含めた東南アジアでの大規模な臨床試験を実施することで国内ワクチンの実現を急ぐ予定でいる。

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