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    中央コサック部隊

    コサックは日本のサムライと似ている

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    ロシアからこんにちは!
    筆者 ロシアから こんにちは!
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    モスクワでコサックの文化や伝統を紹介するコサック・フェスティバルが開かれた。国境周辺に住んで祖国を守っていたコサックとはいったい誰なのか?今コサックたちはどのような生活を送っているのか?「コサックは日本のサムライと似ている。ただコサックが持っているのはシャーシカ(サーベルのようなもの)で、サムライは刀だ」と語るコサック部隊の共同体「中央コサック部隊」のコサックたちに話を聞いた。

    コサックとは誰なのか?「中央コサック部隊」のヴャチェスラフさんが語ってくれた。

    -コサックは、黒海沿岸地域のステップ(大草原)に移住した自由な人たちだ。コサックはキリスト教を受け入れた。正教会の古代の騎士団のようなものだ。コサックはロシア帝国の国境地帯に移住し、外部の敵から国の国境を守り皇帝に仕えた。日本のサムライと同じようにコッサクも独自の尊厳の掟を持つ戦士階級だった。

    コサックたちは今どのような暮らしをしているのか?

    -今コサックたちは自分たちの文化や愛国的な伝統を復活させている。若いコサックたちはロシア軍に入隊している。現在当局は公共の秩序の維持にコサックたちを参加させており、コサックたちは教会の祝祭日などの時に警備をしたり、若者が軍隊に入隊するための準備などをしている。コサックたちは今もスタニーツァ(コサック村)と呼ばれる自分たちの村で暮らしている。大都市でさえもコサックたちは自分たちの小さな組織単位をつくって団結するように努めている。モスクワのコサックたちはもちろんアパートやマンションに住んでいるが、心の中はコサックであり続け、自分たちの伝統を忠実に守っている。私たちは、コサックの伝統が忘れられないように、この伝統が世代から世代へと受け継がれていくためにフェスティバルを開催している。

    コサックにはその血をひいた人しかなれないのか?

    -今は一般的に正教会の信者で18歳以上のロシア市民であれば誰でもコサックになれる。コッサクには民族主義的な偏見はない。私たちのメンバーには、カルムイク人、タタール人、チュヴァシ人などがいる。我々にとって重要なのは、兄弟のような固い絆、勇敢さ、そして尊厳、すなわち崇高な信念だ。

    女性もコサックになれるのだろうか?

    -以前はコサック部隊に女性はいなかったが、今は女性も入隊できる。コサックの女性たちは子供や夫の世話をし、家事をしていた。しかし男たちが遠征に出かけ、コサック村が敵に襲撃された時には女性たちも武器を手にして馬に乗り、敵に反撃を加えました。女性のアタマン(首領)もいたほどだ。

    ヴャチェスラフさんはさらにコサックについて、そしてロシアと日本について、次のように語っている。

    -コサックは、率直で、善良で、正直な人たちだ。私たちには弱者を守り、年上の人に敬意を払い、先祖たちの伝統を尊重し、軍隊勤務に向けて真剣に準備するしきたりがある。この点で私たちと日本人の間にはたくさんの共通点があるのではないかと思っている。残念ながらロシアと日本には悲しい歴史のページがある。私達は戦った。だがそれでいてロシアと日本は互いに敬意を持って接していたのではないかという気がしている。一つの事実をご紹介したい。1905年にロシアが敗北した後、日本の天皇は自分の祖国のために命を捧げて勇敢に戦ったロシアの海軍将校たちにも軍事勲章を授けた。私達は今もこのことを忘れてはいない。これからも日本に愛と敬意をもって接し続ける。

    コサック部隊の共同体「中央コサック部隊」のコサックたち

    コサック・フェスティバルについてのポッドキャスト版です。

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