上海総合指数 前週末に比べ8,48%と2007年以来記録的な大幅下落

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週明け27日の上海株式市場の取引は、ほぼ8,5%の大幅下落で終わった。一日の下落幅としては、2007年2月27日(8・84%下落)以来、約8年5か月ぶりの大きさとなった。原因は、中国の経済的健全性についての懸念、及び政府の株価下支え策が終了するとの観測が広がったためと見られている。

全体の値動きを示す、上海総合指数(Shanghai Composite Index)は月曜日、8,48%下落し3,725,56ポイントで取引を終えた。深圳(シンセン)総合指数の下落率は7%で2160,09ポイントだった。

中国の株式市場で、その株価が上がった企業は一社もなく、価格が下がった会社は75社に達した。特に中国の石油採掘企業PetroChinaの株価は、上海で9,6%,と、史上記録的な下落を見せた。また石炭採掘企業Yanzhou Coal Miningの株価も9,5%.落ち込んだ。

ブルームバーグ通信は、Okasan Securities Groupのアナリストの次のような意見を引用し伝えている-

「月曜日の中国の指数の大幅な下落は、投資家にとって酔いを醒ますような効果があった。これはまた、政府の支援なしには、株式市場がやはりまだ余りにも脆弱である事を示すシグナルとなった。
一方低調な米国の市場は、中国が更なる金融政策緩和を控えるのではないかとの懸念に、豚肉価格の値上がりもあいまって、全体的に強まった。」

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