ルガンスク人民共和国の通貨がルーブルに、９月１日から

ルガンスク人民共和国では９月１日よりロシアのルーブルが基本通貨となる。ルガンスク人民共和国閣僚会議がこうした政令を発令した。

「金融通貨システムの安定策を図る目的とおよび、ルガンスク人民共和国領内での金融オペレーションがロシアのルーブルを主として行われており、（ウクライナ通貨の）フリヴナの備蓄を著しく低下していることから、ルーブルをルガンスク人民共和国領の基本通貨とする」という声明がルガンスク情報センターのサイトに公表された。

政令によれば、フリヴナ、ドル、ユーロの流通も行われる。今後は給与、年金、社会保障の支払いはルーブルで行われることから、フリヴナに対するルーブルのレートは１フリヴナが２ルーブルとなる。計画、予算、財政および税の報告書はすべてルーブル建てで作成される。