「エアバス」副社長、制裁にかかわらずロシアとの事業拡大の意向

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欧州の協同航空機メーカーの「エアバス」は西側の対露制裁にもかかわらず、ロシアとの協力を停止する構えにはないだけでなく、拡大するロシア市場に大きな期待をかけている。「エアバス」のクリストファー・バークリー副社長・欧州アジア太平洋地域担当はRTからのインタビューのこう語った。バークリー副所長はモスクワ郊外のジュコフスキーで開催中の国際航空サロンMAKS2015を視察している。

バークリー副社長は「ロシアおよびCIS諸国は実際、我々にとって非常に重要だ。それはまずこれが巨大かつ、未だに拡大しつづけている市場だからだ」と語っている。

バークリー副社長は、ロシアおよびCIS諸国の市場について、上昇と下降を繰り返しているにも関わらず、エアバスの予測では20年後は大型ジェット機を2000台必要とするようになると語り、「巨大な航空機メーカーとして我々は当然、この地域におけるパートナーとの関係を拡大し、この市場でより大きなセグメントを獲得するため、出来る限りのことを行う」と補足した。

バークリー副社長は、近年エアバス社はロシアでの作業を制裁条件にあわせて調整せざるを得なくなったと語り、「我々の主たる目的はロシアへの供給を計画通り行なうことだ。また我々は長期的将来性においてロシアの市場を深く信頼している。このため、制裁条件においても、この先もロシアにおける事業拡大の意向だ」と強調した。

バークリー副社長は、産業分野においても注文者である航空会社との関係においても、これだけ旨みの大きいパートナー関係を退ける気は一切ないと断言し、「航空サロンMAKS2015におけるエアバスの主たる課題は、ロシアにおけるエアバスのアピアランスの規模を知らしめ、ロシアとロシア市場と、その産業分野との協力構想に対する我々の献身を強調することにある」と語った。

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