10:47 2019年11月15日
IMF 人民元を国際通貨に

IMF 人民元を国際通貨に

© AFP 2019 / Mandel Ngan
経済
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30日、国際通貨基金(IMF)のクリスティーヌ・ラガルド専務理事は、中国の通貨人民元を、特別引き出し権(SDR)構成通貨に含める事でふくめた。月曜日開かれた理事会で、この件は承認された。

先にラガルド専務理事は、SDR通貨バスケットに人民元を含めるよう勧告していた。

現在通貨バスケットには、米国ドル、ユーロ、日本円、英国ポンドが入っている。人民元採用の決定は、来年2016年10月1日に効力を発する。

IMFが発表した文書の中で、ラガルド専務理事は、次のように述べている―「SDR構成通貨に人民元を採用するとした理事会決定は、中国経済をグローバルな金融システムに統合させてゆく過程において重要な一里塚である。またこの決定には、ここ数年中国当局は、国の通貨・金融システム改革のため努力したとの認識が反映している。」

SDR(特別引き出し権)というのは、加盟国の準備資産を補完する手段として、IMFが1969年に創設した人為的な国際準備資産で、SDRの価値は主要4大国・地域の国際通貨バスケットに基づいて決められ、自由利用可能通貨と交換ができる。

人民元はSDRとして採用された事で、国際通貨とみなされることになる。ドルやユーロを外貨準備として保管している世界の中央銀行にとって、この事は、今回の決定により、さらにもう一つ選択肢が増えたことを意味する。特に、中国との貿易を積極的に発展させている一連の途上国は、今回の決定に特別の注意を向けるに違いない。

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通貨, IMF, 中国
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