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    世界の金融は中国抜きでは進まない

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    経済
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    中国財務省のヤン・シャオリン氏が、世界銀行の副総裁 兼 最高総務責任者(CAO)に任命された。中国財務省が発表した。観測筋はこの決定について、国際金融機関で高まる中国の役割を反映しているとの見方を示している。アジアインフラ投資銀行やシルクロード基金の創設など、中国が最近行ったイニシアチブは、中国が国際金融システムの改革者としてさらに積極的に意見を表明するようになったことを物語っている。

    ヤン氏は中国財務省で、まさにアジアインフラ投資銀行やBRICS新開発銀行を含む、中国と開発金融機関との2者間および多者間協力の発展を担当していた。専門家たちの見解によると、ヤン氏が世界銀行の最高総務責任者 兼 副総裁に任命されたことは、国際金融機関が中国のイニシアチブを認め、世界銀行が中国との対話の発展に関心を抱いていることを物語っているという。見たところ、世界銀行の最高総務責任者としてのヤン氏の主な課題の一つは、高まりつづける中国の可能性と、グローバル経済のニーズの調整となると思われる。

    ヤン氏任命に関する世界銀行の決定は、オバマ米大統領が議会向けに行った「国の状態」に関する演説に反している。オバマ大統領は、世界は中国あるいはロシアとではなく、米国と共に重要な国際問題を決定すると主張した。観測筋の多くは、オバマ政権が中国の最近のイニシアチブを無視し、故意に中国を妨害するだけでなく、世界の金融市場の新ルール形成に米国が参加する重要なチャンスを自ら逃していることに注目している。世界銀行が、中国の経済専門家であるヤン氏を同行の副総裁に任命したことは、米国の現在の対中政策が大きく間違っているというさらにもう一つの重要なシグナルとなった。

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