原油減産で原油価格が1バレル60ドルまで値上がりする可能性がある

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ロシアのエネルギー会社「ガスプロム」のヴィクトル・ズプコフ取締役会議長は、原油の減産により原油価格が1バレル=60ドルまで値上がりする可能性があるとの確信を示した。

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ズプコフ氏は10日、アゼルバイジャンの首都バクーで記者団に次のように語った-

「現在の原油価格は1バレル40ドル超だ。今後どうなるのかを述べるのは難しい。原油価格には複数のファクターが影響する。そこには様々な国の経済成長速度などが含まれる。同時にイランも市場に自国の原油を出荷している。石油輸出国機構(OPEC)とその他の国々は、原油生産水準の凍結だけでなく、原油生産量の減少についても考えるべきだと思う。その場合、原油価格は60ドルまで上昇する可能性がある。」

ズプコフ氏は、もし原油価格が1バレル=50ドルから60ドルの範囲で維持されたならば、これは2016年にとって最適なものとなるだろうと指摘した。

 

 

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